仕事はどれくらいやれば正解なのか?中小企業の評価基準について考える

自分的には会社での仕事は頑張っているんだけど、評価に反映されない。と、お考えの方も多いはず。

どうして評価があがらないのか考えてみました。

これからの働き方に反映していただければ幸いです。

もくじ

中小企業の評価基準は理不尽であいまいなもの

結論、中小企業に勤めている方はわかると思いますが、第一に中小企業の評価はあいまいということです。

学歴よりも好き嫌いがあったり、実績よりも口が達者であったり、その評価にあてはある基準はすごく難しいような感じが見受けられます。

公開されていればわかりやすいんでしょうけど、、、

いずれにしても雇用されている私たちを評価するのは経営側ですので、上がらないというのにはいろいろな理由がありそうです。

基準が明確でない3つの理由

なぜ、評価において基準が明確でないのしょうか?

考えられる原因を3つ考えてみました。

人材不足

人材が不足していることが原因。

一定の能力水準の人を雇えないことで同期の人材にばらつきが出すぎてしまい、実績と評価に差が出ることでおこります。同期で作業量や責任が違うことをやっているのに賃金カーブのせいで給料は差がない状態。

今は自分だけが大変と思うかもしれませんが、その積み重ねが後々におおきな差になります。ので今は経験値をどんどん貯めましょう。

従業員のスキル不足

同じ部署に在籍していたにも関わらず、その部署でのNO1でもない状態の社員にとって居心地の良い状態での実績と評価に差が出ることです。

中堅、ベテランになると同じところで同じことだけしているのにそこそこの給料のベテランがいます。

不必要ではないしいてもらわなければならないのですが、逆にその人が牛耳っているせいで教育など後輩の経験値が上がらずベテラン頼みになるケースです。同じところで同じことをやっていればそれなりにできるので、評価が悪くならないパターンです。

その部署が初めての人は比較されるので評価が悪くなりがちですが、実際はチャレンジしている人の方が経験値も上がるしできないことができるようになるので会社のためになります。

中小企業は即戦力を求める傾向があるので、チャレンジャーになかなか評価が厳しいです。

会社の体質

評価者によるハードスキルとソフトスキルのバランスです。

簡単にハードスキルは仕事に対するスキル、ソフトスキルは仲間や顧客とのコミュニケーションです。

大手企業は昇進試験もありますし、昇格に対する意欲がある人も採用されていますが中小企業にはありません。

またISOなどの品質システムがあれば個人スキルの評価基準があるのでまだましなんでしょうが、会社の規則などでも駄目なことは書いていてもこうやれば評価するとは書いていません。

そもそもが昇進したいとか人より給料が良くなりたい人は、大手企業に就職します。

それでも、中小企業なりに給料の上昇を目指すのであれば、構造や組織の体質を見極める必要があるといえます。

評価を上げるために知っておきたい考えとは?

仕事において評価を上げる方法は、会社の社訓を知り経営理念を遂行することです。

順を追って考えましょう。

  1. 自分の会社はどのような形で社会に貢献するのか?社会の問題を解決するのか?
  2. 誰の問題を解決するのか?
    使用する人(顧客)は何に困っているのか?
  3. どんな商品で解決するのか?
  4. 1年でどのくらい作って売ってどのくらいの儲けがあるのか?
    1000円の商品を作るのにいくらかかって儲けがいくらか?
  5. 1年でどのくらいの固定費の割合があるのか?
    ※固定費は会社が忙しくても暇でも決まった費用のことです。
  6. 自分の部署は何をするところなのか?
  7. 自分は何をするのか?

というところで、自分の勤めている会社がどんな企業なのかを知ることです。

そして、1年間の売り上げ目標、純利益を目指しているのか?そのために自分ができる能力において何ができるかで貢献度が変わってくるでしょう。

あくまで雇用されているのでどのような形で貢献できるのか?というところが評価の効率に影響します。

例えば、

入社間もない人であれば、できることも限られます。当然できないことの方が多いです。

会社もそれはわかっています。

では単純に今できない仕事ができるようになることで部署の売り上げに貢献し、会社の業績に貢献できるということです。

ベテランであれば、ある程度の仕事ができていて経験値を活かし仲間に教えたりコミュニケーションを取り合い円滑に効率化することが貢献になります。

この積み重ねが後々の評価に影響するのです。

ここまではわかっている方も多いかもしれません。

あえて書く意味は、みんな知っているけどできていないから評価されていないということなんです。ということを気付いてほしいからです。

評価が上がる3つの仕事法

ここまで知ったうえで、実際に個人がどう働けばいいのか?

  1. 自分の考えを持ちつつも会社が自分に何を求めているのか?を考えて行動する。
    経営者の考えを理解できるようになることが直線的に評価が上がる一番の近道です。
  2. ハードスキルを自己研鑽しつつ、コミュニケーション能力を高める。
    仕事に必要な資格、知識などは時間外でインプットしておく。あとは会社で実践(アウトプット)するだけ。
  3. ここぞというときはがむしゃらに頑張る
    仕事には繁忙期があるので自分が忙しいということだけでなく、ヘルプなど協力したりすることで、スキルの幅を広げる。

この3つを考えて仕事すれば、評価はもちろん個人スキルも高まります。

今から取り組んでみてください。

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