今週も振り返ってみたいと思います。
今週のSPYは、出来高が先週の半分ぐらいになり活発ではないので指数の極端な変化はなくおだやかだったのではないでしょうか?VOOはそんなに変わりませんが少な目ではあります。
年末が穏やかで年初から動き出すパターンなのかもしれませんので、来年に向けて個別株は収益予想とトレンドを自分で考えておくのも一つの楽しみですね。
経済指標の発表はGDPや個人消費支出(PCE) 、住宅新築販売件数などがありました。
20日~24日のチャート
20日(月)
月曜日は下落で始まりました。
ダウは―1.23%
ナスダックは―1.24%
S&P500は―1.14%
ラッセル2000は―1.57%
・オミクロン株の懸念で株価は失速しました。
日本以上に欧州、米国等は変異株の進行が速いようで懸念がやみません。
他の経済指標イベントがないとすぐにコロナ懸念に向かうなどします。
また、企業別でも四半期の収益の見通し次第で明暗が分かれます。
21日(火)
先週の木曜日から月曜日までの下落からの反発になりました。
株価の上昇の引き金には自社株の買戻しなどもあるのでフリーキャッシュが多い企業は自社株買戻しによる株高の恩恵を受けられます。
それにしてもナスダックは指数で±2%以上動いているので個別株銘柄によってはもっと上昇や下落が大きい銘柄もたくさんあります。
22日(水)
GDP予想を少し上回りまずまずの結果でした。
そのほかもまずまずで株価指数は上げ下げするもダウは35000付近、ナスダックは15000付近、S&P500は4600付近ラッセル2000は2200付近が相場ですね。
消費者信頼感指数
ーコンファレンスボードが発表
ー消費者にアンケートを実施しマインド結果を指数化
23日(木)
今週の市場は23日までです。
最終日は微増で終わりました。
11月個人消費支出PCEデフレーター
ー米国商務省経済分析局が毎月発表
ー個人所得と消費について調査
ー耐久財(自動車・家電)、非耐久財(食品・衣料)、サービス(外食・旅行)
ーコアデフレータ―は変動が激しい食品とエネルギーを除いた指標
11月新築住宅販売件数
ー米国商務省センサス局が毎月発表
ー全米、さらに4つのエリアにおける新築住宅の販売件数、価格をあらわす
年末に向けて上昇推移です。
24日は休場です。
まとめ
オミクロン懸念はあるものの重症化リスクが楽観視されているので比較的上昇に転じました。
しかし、欧州や米国では感染者が増加傾向にあるためどうなるのかわかりません。
年末に向けて取引数も少なめになり指数の大崩れもなく来年に向かっている感じです。
NISAやジュニアNISAの非課税枠を使い切るぐらいでしょうか?
個人としては来年に向けてどんなトレンドになるのか?
気にしていきたいところです。
以上です。
また来週。