今週の米国市場は変動が激しいうえに下落傾向で終わりました。
原因はインフレとオミクロン株懸念です。
機関投資家の資金の行き場が目まぐるしく上がったり下がったりしてエントリーポイントが難しい状況だった感じがします。
それでは、そんな1週間を振り返ってみましょう。

今週の結果
今週の主要株価はご覧の通りになります。
期待値の高かった銘柄は変動が大きかったように感じます。

ダウは35,135.94から34,580.08と555.86(-1.58%)ダウン。
ナスダックは15,782.83から15,085.47と697.36(-4.42%)ダウン。
S&P500は4,655.27から4,538.43と116.84(-2.51%)ダウン。
ラッセル2000は2,241.98から2,159.31と82.67(-3.68%)ダウン。
11月29日
週の初めはオミクロン株の懸念から始まるのかと思いましたが、株式市場は楽観的な方向へ行きました。
ハイテクに資金が入り市場は過熱感を増すのかと思いましたが、次の日に一転することとなりました。
11月30日
火曜日はパウエル議長の「もうインフレは一時的なものではない」とインフレによるテーパリングを早めることを示唆した発言が株価の下落を後押ししました。

これだけ動きが激しいと手を出しずらいですね。
同時にドル円も115円を超えてからドル売りになって今は113円台に戻りました。
ちなみにマイポートフォリオは楽天で-2%、SBIで-4%というなかなかの下落率でした。
今は少額投資で被害はないものの、もしこれが桁一つ二つと増えたときに耐えられるのか?
という個人的な疑問が出てきました。
12月1日
ADP雇用統計結果
ーADP社の顧客50万社のデータ算出
予想52.5万人⇒結果53.4万人
ISM製造業景況指数
ー米国供給管理協会発表
ー製造業約350社の仕入れ担当によるアンケート調査結果で景気の先行指標がわかる
-50が標準
予想61⇒結果61.1
経済指標は悪くなかったのですがオミクロン株懸念が出てきました。
12月2日
ダウ 34,639.79
ナスダック 15,381.32
S&P500 4,577.10
ラッセル2000 2,206.33
資金が抜けては少し戻るパターンでした。
どっちに転ぶかわかりませんので、ここで買うのは危険な気がします。
12月3日

最終日は雇用統計、ISM非製造業景況指数の発表がありました。
11月非農業部門雇用統計
非農業部門雇用者変化
ー米労働統計局が発表
ー自営、農業従事者含まない40万社、4700万人、全米約1/3の雇用者変化をあらわす統計
予想55万人⇒結果21万人
失業者
-米労働統計局が発表
ー約6万世帯を対象
ー失業者÷労働人口=失業率%
予想4.5%⇒結果4.2%
平均時給
ー米労働統計局が発表
ー前月の労働者の時給変化をあらわす
予想0.4%⇒結果0.3%
ISM製造業景況指数
ー米供給管理協会が発表
ー非製造業370社の購買担当のアンケート調査結果をあらわし、景気の先行指標にしている
ー50が標準
予想65⇒結果69.1
非農業部門雇用者数の予想に反して少なかったことが下落の原因でした。
インフレのわりに雇用の回復が進んでいないということがわかります。
また個別銘柄で話題になったのはテスラ(TSLA)とDocuSign(DOCU)でそれぞれ金曜日下落しました。
電気自動車のテスラはイーロンマスクが93万4000株を売ったため-6.4%下落しました。
電子署名のDocuSignは第4四半期の収益見通しがアナリスト予想より低かったためとパンデミック需要の成長鈍化が見受けられ42%下落するという大暴落をしました。

来週12月6日週の市場に向けて
来週は12/10(金)は
消費者物価指数(CPI)
ー米労働省労働統計局が発表
ー消費者が購入するモノの物価の動きを%であらわす
ー生活水準を示す重要な指標の一つ
があります。
引き続き
・オミクロン株懸念
・インフレ懸念による期待値の高いハイテクからの資金の動き
に注目ですね。
株価の上昇が成長より人気や期待での上昇は売られるのも早いので個別株購入は注意したいところです。
個人的には落ち着くまでしばらくは様子を伺いたいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。