他の人には聞きにくい お金と人生の勉強は【FP】の知識がおすすめ

経済の初歩的な知識、土地、相続などの学校ではなかなか教えられてこなかった知識について知ることができます。

ファイナンシャルプランナー[FP]の知識を学んで自分の知りたいこと専門的に学んでいくのも良いと思います。

もくじ

FPって何?どんなことをするの?

FPはファイナンシャルプラン二ングの略で

相談者の達成したい目標を前提として今の生活状況からどうやって資産を形成して目標を達成していくことができるのかを

計画し提案する資格になります。

これはあくまで仕事として使う場合です。

3級では個人レベルで自分の人生を自分で設計したりする分にはとても有効な知識になっていて近年でも受験する方が多く人気が高まっています。

自分のライフプランを自分でやったり、確定申告時の所得の計算など記入にも役立ちます。

生命保険の選択、資産形成を投資で貯蓄でなど。

土地や家の購入時に役立つ不動産の見方、建物や土地など財産の相続について

一般的な知識が身につきます。

一般的な知識を学ぶだけでも資産形成や将来の資金計画を考えることができるようになり、いくら必要でいくら貯めなければならないか考えられるようになるんですね。

つまりはお金の知識があるとお金の使い方や確定申告など税金の正しい知識も得られて苦手意識が減るということです。

どうしても一人ではよくわからないという方はオンライン講座もありますので「勉強が苦手」「しっかり知識を身につけたい」といった方にはおすすめです。

FP3級ではどんなジャンルを学ぶの?

FPの知識は6つの分野に分けられています。

  1. ライフプランニングと資金計画
  2. リスクマネジメント
  3. 金融資産運用
  4. タックスプランニング
  5. 不動産
  6. 相続・事業継承

この6つに大きく分けられています。

1.ライフプランニングと資金計画

ライフプランニングは資産の計画です。

今の収入や支出を書き出し何年後にどんなイベントがあっていくら使うとか計画を立てる事です。

投資で言うと投資信託(つみたてNISA)で毎年40万円を20年間積み立てた場合いくらになるとか、それを10年で取り崩して使うとするといくらずつになるとかという計算を勉強します。

家計で言えば20年後に1000万円貯蓄するには今の状況からどうやって貯めるのかをグラフや表であらわしたりできます。

この分野で学ぶこと

  • FP(ファイナンシャルプランナー)は何ができるのか
  • 教育、住宅、結婚などのライフイベントの資金計画と住宅ローンの知識
  • 社会保険と公的年金について(社会人は知っておきたい)

まずは、自分のライフイベント【人生設計】をしてこうなりたい!ということから決めていくことが重要ですね

2.リスクマネジメント

生命保険、損害保険、医療保険などの保険についてを学びます。

生命保険は入っても入らなくてもその人のライフスタイルによりますので個人の自由です。

生命保険は基本的には死亡した時に受け取る保険です。

医療保険は入院時や手術時の一時金で給付されます。(第三分野の保険)

損害保険は自動車保険や火災保険、自分のけがなどに対する傷害保険と他人に対しての賠償などを保証する賠償責任保険があります。

この分野で学ぶこと

  • 各種保険の種類と仕組みについて

保険も考え方によっては必要不必要があるので、自分のライフスタイルに合った保険に加入するのが無駄な支出を抑えることにつながります

3.金融資産運用

この分野では日本の経済や景気の動向を学び資産運用する際にどのように役立てていくのかを学びます。

投資にしても今経済がどのような状況にあるのかを知らないと投資なんてできないですよね?

景気の良しあしを見るための重要な経済指標を知ったりすることで、今の日本が世界と比べてどうなっているのかわかります。

有識者のいうことだけを鵜呑みにするのではなく自分で経済を判断していくことが資産運用にも求められることでもあります。

この分野で学ぶこと

  • 経済指標や投資に用いる指標の見方
  • 預金や投資や債券の仕組み
  • 金融商品の種類

投資についての知識が得られると思いますので投資がわからないという方にはおススメの分野です。

銀行預金では増えない時代です。投資などを通して資産を積み上げるための仕組みについて学びましょう。

4.タックスプランニング

この分野では税についての勉強ができます。

国税庁のHPなどでも税の勉強ができますし合わせてみておくとわかりやすいかと思います。

所得について、会社員であれば普段の給料以外にどのような所得があり、確定申告するまでどんな控除になっていてどのように計算されるのかがわかります。

仮にわかりづらかったとしても確定申告時にどこがわからないのかぐらいはわかるようになると思います。

確実に確定申告するためにも所得計算は必須なので重要です。

この分野で学ぶこと

  • 所得税の基本
  • 各所得の計算のやり方

苦手な税金の計算を克服したり、ふるさと納税などの控除などを使って還付を受けられるようになりましょう。

5.不動産

不動産についても基礎的なことがわかるようになります。

住宅購入時の土地についての見方や固定資産の評価方法など最低限のことが学べます。

土地の権利や譲渡などについても学べます。

6.の相続とも関係します。

この分野で学ぶこと

  • 土地の見方や評価について
  • 不動産の税金や法について

そのうち土地を所有したり、売却したりすることもあると思います。土地や建物などにかかる税金や基準価格などについても触れておきましょう。

6.相続・事業継承

相続では資産の譲渡や、相続について学べます。

土地やお金を相続・贈与した際に気を付けること、控除はいくらまでなのか、などこちらも確定申告に必要な知識がたくさんあります。

いざ相続することになったときに大変な状況にならないよう最低限の知識として学んでおくとよいでしょう。

この分野で学ぶこと

  • 相続の基本
  • 相続時の税について
  • 土地などの資産を贈与した場合、された場合、どのような税金がかかるのか?

贈与、相続についてその時になる前にその時にすぐに動けるように知っておきたいですね。子供にも贈与したりすることもあると思います。

どのような勉強法があるの?

勉強するからには3級とはいえ資格までは取っておきたいですね。

勉強法については人それぞれと思います。

方法としては

  1. 独学(YouTube、記事、参考書)
  2. 独学(通信教材)
  3. セミナー

などがあります。

私は知識ゼロからのスタートでした。

3級に③セミナーは高額なのでなし。

②の通信教材は今どうしても受からなければないというわけでもなかったので、

①の独学(YouTube、記事、参考書)でトライすることにしました。

FPの知識を自分の人生で役立てることが目的です。 

使った参考書は?

筆者が使用した参考書です。

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簿記でも使いましたが、滝澤ななみシリーズです。

まあ、どこの書店にもある参考書の王道と思っています。

勉強する前に勉強のやり方など丁寧に解説されていますし良い参考書と思います。

しかし、実際試験会場で受験していた方々で同じ参考書はなぜか見かけませんでしたが。(謎)

勉強のコツ

一番おすすめしたいのは一緒に受験する方をみつけて勉強する事です。

互いにわからないことを聞いたり聞かれて答えたりするとインプットしたことをアウトプットできるので効率が非常に良いです。

学生ですと当たり前にできそうなイメージですが、社会人になりますとなかなか一緒に受験する方を見つけるのが難しいかもしれませんが誰かと一緒に受験する方法はかなりおすすめです。

私の場合は誘いはしましたが一緒に受ける人などおらず終始独りでした、、、

勉強法ですが、

6つもジャンルがあり1つ1つ覚えるには時間がかかります。

そして違うジャンルを勉強すると覚えたことを忘れてしまいます。

なので、次のような勉強をしました。

自分の得意分野から始める、わからない場合は順番でもOK。

1ジャンル1週間とか集中して勉強する、それをローテーションしてサイクルを短くして勉強していく。

一周してみて覚えやすい覚えにくいが見つかると思います。

筆者はとにかく所得計算などの計算がとても苦手で、特に集中して勉強しました。

しかし、はっきり言ってすごい勉強しましたが、いまだにぱっと出てこないのが現状です。

後は確定申告をやって経験値をつけていくといったかんじですね。

とにかくいろんな知識を浅く広くなので誰かに話したりアウトプットをするのが一番覚えられるのではないでしょうか。

どうしてもわからないという方、完璧にわかりたい方

どうしてもわからない、もしくは完全にわかりたい方には通信講座などがおすすめです。

個人差もありますし理解をするという意味では通信講座を使うのもありと思います。

ただし、独学で勉強するより当然資金が必要になります。

試験はどこでやっているの?

試験を受けるには日本FP協会と金財と二つの団体のどちらかのHPなどから申し込むことができます。

日本FP協会

一般社団法人 金融財政事情協会

日本FP協会金財
学科試験 出題形式マークシート形式
〇×式を30問、三択から一つ選択30問
マークシート形式
〇×式を30問、三択から一つ選択30問
試験時間120分120分
合格基準60点満点の36点以上60点満点の36点以上
実技試験 出題形式マークシート形式
三択から一つ選択20問
事例形式
5題
科目資産設計提案業務個人資産相談業務か
保険顧客資産相談業務のどちらか
試験時間60分60分
合格基準100点満点の60点以上
20問中12問以上
100点満点の60点以上
5題のうち3題の正解
試験の内容

どちらがいいのかといえば

ライフプランを個人で考えたりする場合はFP協会

仕事として保険業務などされる方は金財といったところでしょう。

近年の合格率でいえば

FP協会は学科70~80%の合格率、実技70~80%の合格率

金財は学科50~60%の合格率、実技40~50%の合格率となっています。

確率だけで会えば日本FP協会で受験したほうが合格率は高いといえます。

(知識と合格率はまた別の話)

資産形成の知識を使って将来のお金の不安を解消しよう

FPの知識は幅広いので勉強をするとお金に関わる考え方が変わります。

何年後にいくら貯めるにはいくら必要なのか?

今の自分の力でできるのか?

そういういままでざっくりしていたところが表で見えるようになります。

人生は人それぞれですが、頑張って勉強した分だけ先の資金計画にも役立ちますのでやらない人より差がつくと思います。

学んだことは無駄にならないと思いますので、この機会にトライしてみてはいかがでしょうか?

簿記の解説もあります。

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